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ドスパラとマウスコンピューター(G-Tune)の比較

ドスパラとマウスコンピューターの比較2013年6月時点の公式サイトの情報を基に、ドスパラとマウスコンピューターの通販ショップの総合的な比較をしてみます。マウスコンピューターの運営母体は、株式会社MCJ(Mouse Computer Japan)で、実はパソコン工房やTWO TOP、FaithやGood Willがその傘下にあります。

昨今のBTO業界の不振が影響しているのかもしれませんが、吸収合併の波に呑まれながらもしっかりと生き残っているのが株式会社MCJです。

ここはiiyamaというモニターを製造できる会社も持っているので、そこも強みになっています。最近ではげーミングパソコンのブランド「G-Tune(ジー・チューン)」の展開にも力を入れていて、認知度も上がってきています。

ドスパラとマウスコンピューターの管理人が気になる所を比較

購入者目線で考えて、管理人が比較して購入するならどこに注目するか?を考えて気になる項目を調べてみました。この比較表は2013年6月16日時点での各公式サイトの情報から作成されています。

2013年6月時点の情報 ドスパラ(ガレリア) マウスコンピューター(G-Tune)
価格(※1) デスクトップ最安値 33,980円 42,840円
デスクトップ最高値 239,980円 199,500円
15.6型ノート最安値 57,980円 79,800円
15.6型ノート最高値 89,980円 239,820円
ゲームデスク最安値 59,980円 59,850円
ゲームデスク最高値 699,980円 279,930円
ゲームノート最安値 84,980円 79,800円
ゲームノート最高値 399,980円 449,400円
主要パーツの
選択幅(※2)
セキュリティソフト 3(マカフィー)
CPU 8 1
CPUグリス 3 1
CPUクーラー 2 1
メモリ 8 5
グラフィックボード 固定 3
HDD/SSD 25 16
パーティション分割 5 1
マザーボード 固定
光学ドライブ 5 2
3.5ドライブベイ 2 固定
サウンドカード 1 固定
電源 10 2
PCケース 2 1
参考モデル名 Monarch LX MDV-GZ7000B
参考モデル価格 99,980円 99,750円
評判・評価 また利用したい人率
(価格.com調べ)
90% 40%
総合評価
(ECナビ)
63.8点 55.0点
ツカエルサイトの順位 3位 2位
納期 最短到着日 当日 4日営業日
延長保証(※3) 2年 5,998円 なし
3年 9,998円 7,350円~
5年 なし

※1価格のリサーチ方法は、以下の条件を加味しています。

デスクトップ最安値 タワー型・スリム型など全ジャンルを通じての調査。
デスクトップ最高値
15.6型ノート最安値 ゲーミングブランドがある場合は除く。
15.6型ノート最高値
ゲームデスク最安値 全シリーズが対象。Quadro搭載モデルは除外。
ゲームデスク最高値
ゲームノート最安値 15.6~17.3インチ型を対象に調査。
ゲームノート最高値

因みに、マウスコンピューターにおけるゲームデスクトップ、ゲームノートパソコンは、G-Tuneラインアップから調べています。

※2カスタマイズ幅とは、カスタマイズ出来る選択肢の数の多さです。例えば、以下のようにメモリのカスタマイズ項目を見ると、標準でチェックが付いているメモリ以外にも、あと5つのメモリの選択肢があります。この場合の選択肢は幅「5」となります。

カスタマイズ幅について

また、これらの選択肢幅の情報を収集する際に参考にしたパソコンは、それぞれ「参考モデル名」に、価格は「参考モデル価格」に記載されています。今回はドスパラが99.980円、マウスコンピューターが99.7500円のモデルをチョイスしていますが、理由としては、この価格帯が一番カスタマイズの需要があると踏んでの事です。

  ドスパラ マウスコンピューター
モデル名 Monarch LX MDV-GZ7000B
価格 99.980円 99,750円

※3… 延長保証の金額で算出している額は、ドスパラの参考モデルの価格である99.980円という本体価格を基準に計算しています。今回のマウスコンピューターの場合は、本体金額の何%とかではなく、定額でしたが。

ドスパラとマウスコンピューターの総合的比較の総評

マウスコンピューターは年々評価を上げてきているBTOメーカーだと言えます。このBTOメーカーは登場した当初は「激安BTOパソコン」の代名詞として認知度を上げていましたが、現在の通販サイトを見る限り、特に激安ではないと思います.

他のBTOメーカーとの競争を経てきていますので、そう簡単に1社だけ図抜けて価格が低い、というのは、この成熟した業界ではもう不可能だと思います。

そのような中、マウスコンピューターではゲーミングPC「G-Tune」に力を入れているのが分かります。その影響もあってか、最近のマウスコンピューターでは過去にはなかったカスタマイズ項目が確認できます。CPUクーラーやグリスなどは、私が知っている限りの2007年くらいには確実にありませんでした。

また、当時のG-Tuneについても、ケースはギガバイトのアルミケースのロゴをG-Tuneにしただけのものとかでしたし、ハイスペック構成ながらもカスタマイズの柔軟性に乏しく、ほぼ固定の出来上がったモデルを購入するだけ、という印象がありました。

現在は、ドスパラと比較するとカスタマイズの幅は狭いと言わざるをえませんが、項目の種類も増えているので、初心者~中級者がコスパの高いパソコンを買いたい時や自作気分を味わいたい場合には、マウスコンピューターという選択肢はアリだと、個人的には思います。

また、通販サイトの使い勝手や見易さに関しては素晴らしいものがあります。数年間にリニューアルをしているのですが、このリニューアルは大成功だと思います。おそらく後発でリニューアルをしたドスパラは、マウスコンピューターのサイトを参考にしていると思われます。